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DC観光(5)国立航空宇宙博物館 [2015.NY-ワシントンDC]

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『スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)』とは、
スミソニアン協会が管理・運営する博物館、美術館、動物園など19施設の総称。
その中から航空・宇宙ファンはもちろんのこと、観光客からの人気も高い
『国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)』へ。
展示品が膨大なため、出発前にリストアップした所をサクサク回ります!!
(入館料は無料です♪)

■■■ Milestones of Flight ■■■
「飛行の一里塚」と名付けられたエントランスホールには、
航空・宇宙史上の貴重な飛行機、宇宙船、ミサイルなどが展示されています。
40周年となる2016年に向けての改修工事中のため、
展示方法が通常と異なる物や展示されていない物もありました。

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Ryan NYP "Spirit of St. Louis"
1927年5月20日、
チャールズ・リンドバーグがNYからパリまでを33時間30分で飛び、
世界初の大西洋単独無着陸横断飛行に成功!!
その時の機体がこの『スピリット・オブ・セントルイス号』。
うっかり上から撮影するのを忘れてしまい・・・。

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Bell X-1 "Glamorous Glennis"
1947年10月14日、チャック・イェーガーが搭乗し、
世界で初めて有人超音速飛行に成功した『ベル X-1』!!
愛称は妻の名前に因んだ『グラマラス・グレニス』。
この博物館の名機は動態保存されていて、
燃料を補給すればすぐに稼働するというから驚きです!!

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Apollo 11 Command Module "Columbia"
1969年7月20日、人類が初めて月面着陸を果たし、
地球に無事帰還した『アポロ11号司令船 "コロンビア"』。
通常はアクリル板でカバーされているようですが、
カバーが外された状態で直に見ることができました。
焼け焦げた跡から大気圏再突入の際、
大変厳しい熱に晒されたことがわかります。

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お馴染みのこの写真は博物館の入口でも見ることができました。
アポロ11号の乗員
●船長 : ニール・アルデン・アームストロング (Neil Alden Armstrong)
●司令船操縦士 : マイケル・コリンズ (Michael Collins)
●月着陸船操縦士 : エドウィン・E・オルドリンJr. (Edwin E. Aldrin, Jr.)
※画像はWikipediaよりお借りしました。

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Touchable Moon Rock
1972年12月7日、フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、
当時としては最も長い12日間に渡り宇宙活動を行ったアポロ17号が
帰還した際に持ち帰った『月の石』が展示されています。

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エキシビジョンスタンドに埋め込まれた月の石は、
ツルツルとした肌触りで、これといって特異な感じはありません。
月の石を展示している博物館はあっても、
なかなか触れる機会はないのでとても貴重な体験です♪
※画像はNASMサイトよりお借りしました。 (C) Eric Long, Smithsonian Institution

■■■ America by Air ■■■
世界の民間航空をリードしてきたアメリカが
1926~36年に製造した航空機の数々を展示したホール。

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Boeing 247-D
シアトルの木材業者から航空産業に参入したボーイング社が
1933年に製造した全金属板の双発旅客機『ポーイング247-D』。
大型旅客機メーカーとしての基礎を築いた記念すべき機体なのだとか。

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Douglas DC-3
1935年、ダグラス社がDC-1、DC-2を基に
アメリカ大陸横断寝台旅客機として製造した『ダグラスDC-3』。
愛称は「Gooney Bird(アホウドリ)」。
世界で最初の本格的商業旅客機で、
民間航空史上もっとも重要な機体の一つとされています。

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Douglas DC-7 Flagship Vermont 
1953年11月、アメリカン航空が初めて
NY-ロサンゼルス間のノンストップ大陸横断を提供した最初の旅客機
『ダグラスDC-7 フラッグシップ・バーモント』。
338機が製造され、18の航空会社が購入したそうです。

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機首部分の展示で中が見学できるようになっています。
上部にもぎっしりと並ぶ計器が歴史を感じさせます。

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列車のような向かい合わせのゆったりとした座席設定。
窓にはカーテンも付いていて、
当時にしてはとても優雅な空間であったことが想像できます。

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Boenig 747 Jumbo Jet Forward Fuselage
「ジャンボジェット」の愛称で親しまれている
ボーイング社が開発した超大型旅客機『ボーイング747』。
1969年2月の初飛行から改良が重ねられ、
現在でも生産が続けられているお馴染みの旅客機です。
展示されているのは、懐かしいノースウエスト機。

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全長が70m以上になることから機首部分のみの展示となり、
コックピットが見学できる造りになっています。
透明パネルの設置でコックピット内にまでは入れませんが、
計器は点灯されているので雰囲気は味わえます。

■■■ Space Race ■■■
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吹き抜けになった『宇宙開発競争』ホールには、
巨大ロケットやミサイルなどが展示されています。

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Apollo & Soyuz Test Project
冷戦期の米ソ共同ミッション『アポロ&ソユーズ・テスト計画』。
1975年7月17日、地球軌道高度222kmの大西洋上で
アメリカのアポロと旧ソ連のソユーズがドッキングに成功!!
その模様を再現しています。

■■■ World War II Aviation ■■■
第2次世界大戦に参戦した各国の戦闘機を展示したホール。

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Mitsubishi A6M5 Zero
当時の世界最高クラスの性能を持った日本の戦闘機「ゼロ戦」。
1941年、アメリカ軍によりサイパンで捕獲された
『三菱零式艦上戦闘機 52型 A6M5』が展示されています。

■■■ Pioneers of Flight ■■■
アメリカが世界に誇る英雄的な飛行士と名機を展示したホール。

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Douglas World Cruiser "Chicago"
アメリカ陸軍の世界一周飛行用に製作された『ダグラス・ワールド・クルーザー』。
1924年4月4日、4機がシアトルを出発し、
175日をかけ2機が世界一周を達成し帰還!!
そのうちの1機である『シカゴ』が展示されています。

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Amelia Earhart's Lockheed 5B Vega
1927年のリンドバーグ 大西洋単独無着陸横断飛行に続き、
1932年、女性で初めてその偉業を成し遂げた際に
アメリア・イヤハートが搭乗した真っ赤な『ロッキード 5B "ベガ"』。
イヤハートは1937年6月、世界一周の途中で消息を絶ちましたが、
アメリカ人の誰もが知る人気の女性飛行士です。
※画像はNASMサイトよりお借りしました。 (C) Smithsonian Institution

■■■ Wright Brothers ■■■
ライト兄弟が自転車製造業者であったことから、
自転車工場をイメージして造られた『ライト兄弟』ホール。

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Wright Brothers' 1903 Flyer
1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホークの砂丘で
人類初となる有人動力飛行を成し遂げた
ライト兄弟(兄:ウィルバー / 弟:オーヴィル)の『ライトフライヤー号』。
4回目に59秒間で260mの飛行を記録!!

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木製のプロペラで手造りのハングライダーのような機体。
動力飛行の歴史の始まりが目の前にあるかと思うと感激!!

■■■ Apollo to the Moon ■■■
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Lunar Module Simulator
アポロ宇宙船の着陸船の操縦訓練に使用されたシュミレーター。
アポロ17号による最後の月面着陸の様子が再現されています。

■■■ Museum Store ■■■
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Kids Astronaut Flight Suit - Orange ($49.99)
キッズ用の宇宙飛行士フライトスーツ。
以前、フロリダで次男のハロウィーンコスチュームとして購入し、
着られなくなった今でも大切に持っているお気に入り♪

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Kids Astronaut Flight Suit - White ($49.99)
色違いで白もあります。$59.99が10引きに!
キャップもセットで宇宙飛行士になりきれるお薦めの品です。

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Space Food
航空宇宙博物館のお土産の定番、宇宙食。
昔、こちらでアイスクリームを購入しました。

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Space Shuttle Gummi ($5.00)
手軽なお土産に最適なお菓子類。
その中でも宇宙らしさたっぷりのスペースシャトルグミが可愛い♪

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Kids bomber jacket
アメリカ国旗や空軍、空母のワッペンが沢山施された
カッコいいフライトジャケット。

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Little thinkers / Albert Einstein
博物館内には有料(大人$9.00, シニア$8.00, ユース$7.50)の
『アルバート・アインシュタイン・プラネタリウム』があり、
とっても珍しいアインシュタインのぬいぐるみが売っていました!!
次男が見つけたのですが、買わなかったことをちょっと後悔・・・。

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Smithsonian Mug
スミソニアン博物館の見所がデザインされたどっしりとしたマグ。

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Kids Smithsonian Institution sweatshirt ($24.00)
ワシントンDCにある数々の建築物がデザインされたスエットシャツ。
よく見ると後方に宇宙服を着たキティちゃん!!

■■■ Food Court ■■■
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1階に驚くほど広いマクドナルドがあり、一休みするのに利用しました。

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http://airandspace.si.edu/
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