NY観光(2)ウォールストリート [2015.NY-ワシントンDC]
世界経済の中心地として知られる『Wall Street(ウォールストリート)』は、
マンハッタンの南端、ロウアーマンハッタンに位置します。
この辺りに観光スポットが集中しているのでサクっと回ります!
まずは、ウォールストリートの代名詞、
『New York Stock Exchange(ニューヨーク証券取引所)』。
上場銘柄数で世界最大規模を誇る証券取引所で、
略して『NYSE』と呼ばれています。
開設は1792年。
ギリシャ神殿のような円柱が素敵な建物は1903年に建てられたもの。
上部には繊細な彫刻が施され、
証券取引所とは思えない芸術的な外観が目を惹きます。
NYSEは日本のニュースでも頻繁に映るお馴染みの場所。
現在、一般公開は行っていないようですが、
世界経済に影響を与えるこの場所は、訪れてみるだけでも価値あり!
できれば活気のある平日がおすすめです。
NYSEの向かいにはあるのは、1789年4月30日、
初代大統領ジョージ・ワシントンが大統領就任の宣誓をした地を記念する
『Federal Hall National Memorial(フェデラルホール国立記念館)』。
1842年に建て直されたこちらの建物は、
1955年にナショナルモニュメントに指定されました。
ホール正面のジョージ・ワシントン像は人気の撮影スポット。
今回は外観を眺めるだけですが、ホール内は博物館になっているので、
時間に余裕があれば是非見学したいものです。
街のあちこちで見掛けるストリートベンダー(屋台)。
NYの定番であるホットドッグやプレッツェルから、
タコスやシシカバブのような各国のお料理。
更にアイスクリームやワッフルといったデザート系までと種類も様々。
ニューヨーカー御用達でもあり、
観光客にとっても手軽にお腹を満たせる頼りになる存在です。
フェデラルホール前からブロードウェイ方面に視線を向けると、
細いウォールストリートの突き当りに
1697年に創建されたNY最古の『Trinity Church(トリニティ教会)』が見えます。
長い歴史の中で焼失や建て直しがあり、
現在のゴシック様式建築が完成したのは1846年のこと。
厳かで立派な教会はウォールストリートのシンボルになっています。
トリニティ教会からブロードウェイを300mほど南下した
ボウリンググリーンフェンス&パークに、
巨大な雄牛の銅像『Charging Bull(チャージングブル)』があります。
この像は、イタリア出身の芸術家・Arturo Di Modicaが
株式市場のエネルギー、力、不確かさを表現し制作したもので、
1989年12月15日にゲリラアートとしてニューヨーク証券取引所前に設置!!!!
警察が押収したものの、人々の抗議によって、
この場所に正式に設置されることになったのだとか。
このブルに触ると金運がアップするそうで(?)、今では人気の観光スポット!
実際、私たちが通った時にも凄い人だかりで写真が撮れず・・・
この画像はWikipediaよりお借りしたものです。