NY観光(6)フラットアイアン地区

5th Aveとブロードウェイが交差する22St～23Stの三角地に聳える
『Flatiron Building(フラットアイアンビル)』。
1902年竣工で高さ87mの22階建て。
NY最古の摩天楼と言われています。


敷地に合わせて建てられたビルは、
高層で頂角が小さい二等辺三角形のような形のため、
倒れてくるのではと思わせるほど薄く感じられます。


外観の珍しい形だけでなく、外壁に施された細かな装飾も目を惹きます。
1966年にニューヨーク市指定歴史建造物に指定。
1979年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録され、
1989年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されています。
映画「スパイダーマン」の新聞社 "DAILY BUGLE" としても有名で、
NYを代表する撮影スポットでもあります。


この象徴的なビルの名前をとって14St～30St辺りは、
"Flatiron District(フラットアイアン地区)" と呼ばれています。
NYでトップクラスのレストランやショップの数々や
ユニオンスクエア、マディソンスクエアといった緑豊かな公園と、
一日かけて楽しめる注目のエリアです。


2009年の改装工事でフラットアイアンビル向かいの道路が
パブリックスペースとなったことで、
ビルが惹き立ち、より眺め易くもなりました。


この辺りからはNYで最も有名なビル、
『Empire State Building(エンパイアステイトビル)』も眺められます。
ランドマークの高層ビルは現在の位置確認をするのにも役立ちます。


街中で何度か見かけたバイクシェアリングステーション。
これは2013年からNYで始まった自転車共用サービスで、
16歳以上であれば観光客も利用できます。
自転車専用レーン or 車道を走らなくてはならないので緊張感も必要ですが、
自分の足で街を走ると新しい発見があるかもしれません♪


2014年、フラットアイアンビルの斜向かいにオープンした
『The LEGO Store / FLATIRON DISTRICT』。
店内にはフラットアイアン地区のジオラマ(↑)や・・・


ミニフィグで表現した歴史年表風ディスプレイ、
5th Ave沿いに建つレトロな時計台など、
この店舗だけのオリジナル感溢れる作品がいっぱいです。
※画像はLEGOオフィシャルサイトよりお借りました。


その中でひときわ目を惹くのが実物大の自由の女神・トーチ&アーム!!
これは1876年～1882年の間、
マディソンスクエアパークに自由の女神のトーチが
一時的に飾られていた歴史にちなんでの展示なのだそうです。


この記事でご紹介した2棟のビルは、
レゴ・アーキテクチャーシリーズとして商品化されています。
『21002 Empire State Building (Retired product)』
『21023 Architecture Flatiron Building ($49.99)』

コメント 7

こんな鋭角のビルは、狭い土地に無計画に街を造っているような日本の都市部にしかないと思っていましたが、ニューヨークにもあるんですね。
こういうビルを見ると、先端部分の中はどんな風になってるんだろうと思ってしまいます。
by YAP (2016-02-25 08:17) 

東日本大震災みたいな地震が来たら折れちゃいそうですね(^^)
by ma2ma2 (2016-02-25 19:36) 

☆YAPさん
狭い日本ではV字の通りに面したお宅とか見かけますが、
100年以上前のNYで建設されていることが意外です!
尖った部分からの眺めはかなり良さそうですね(^^)

☆ma2ma2さん
日本でもそうですが、
大地震が起きた時のことを考えると怖いですね ﾟ｡･ヾ(｡>д<｡)ﾉ･｡ﾟ
by Amy (2016-02-25 21:31) 

結構な高層なのに、しっかり彫刻された
うすいけど重厚な感じのビルですね。

LEGOのジオラマステキ！
by ふにゃいの (2016-02-27 20:08) 

☆ふにゃいのさん
形ばかりに注目されがちですが、
よく見ると造りが見事なビルなんです!!
何でも再現してしまうレゴは眺めているだけで楽しいです(^^)
by Amy (2016-02-28 21:31) 

物凄く長細いビルですね～
見ていると倒れてきそうな感じですね！
by シマリス (2016-02-28 22:07) 

☆シマリスさん
そうなんです!
敷地の形に合わせたとは言え、高さがあるのに薄すぎですよね(^^;
by Amy (2016-03-03 16:41)